新プロジェクト『EneBRICK』はHHKやRealforceをiPad/Androidで使えるバッテリー


先週末、Cerevoの公式Twitterや公式Facebookで画像を紹介したCerevoの新商品。画像に加えて「Wireless」というヒントをつけていましたが、どんな機能を搭載した製品かおわかりになった方いらっしゃいますでしょうか。

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画像のポイントは両端末にある丸いボタンの画像、そして上下で異なる青い部分。Cerevoロゴの入ったホワイト部分がスライドすることで青い凹みが現れる機構になっており、この部分にはタブレットを立てかけることができるようになっています。

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もちろんただのタブレット用スタンドでは終わりません。この製品のキーワードである「Wireless」機能で実現するのが、有線(USB)キーボードのワイヤレス化。本体背面のUSBポートに有線キーボードを接続し、本体とタブレットをBluetoothでペアリングすることで、USBキーボードを使ってタブレットを操作することができます。

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市販されているBluetooth搭載キーボードはサイズが小さくて打ちにくかったり、打刻感がイマイチだったりと、キーボードにこだわる人には満足いかないケースも多くあります。それに対してこのガジェットは、USBキーボードをBluetoothでワイヤレス化することで、愛用しているUSBキーボードをタブレットでも使える「ありそうでなかった」ガジェットです。

Bluetooth2.0接続として標準のHIDプロファイルを利用しているため、AndroidとiOSの両方に対応。タブレットだけでなくスマートフォンをスタンドにおいて使うこともできます。

キーボードをワイヤレス化するだけではありません。本体には6,000mAhのバッテリーを内蔵しており、USBキーボードへの給電はもちろん、スマートフォンやタブレットを充電することもできるため、普段はモバイルバッテリーとして持ち歩き、いざというときにキーボードを接続する、というように使い分けられます。

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現状の試作品ではキーボードのみをサポートしていますが、接続するUSB機器はキーボードに限りません。USBゲームパッドを接続してゲームアプリを操作したり、USBカードリーダーを接続してデジタルカメラの画像を読み込む、といった使い方も拡張次第で可能です。

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ただし、SDカードリーダー機能に関しては、現状の仕様ではデジタルカメラの写真1枚程度を転送するのに2分ほどの時間がかかってしまいます。また開発コストも追加で発生するため、この機能を含めると製品価格が1,000円は高くなる見込みです。

機能として入れるかどうかの判断には、普段からモバイル機器を持ち歩く方のご意見を参考にしたいと思いますので、「SDカードリーダー機能欲しい!」「あっても使わない」「高くなるならいらない」など、Twitterアカウント「@cerevo」へのリプライや公式Facebookページへのコメントなどでひご意見をお聞かせください。

モバイルバッテリー機能とキーボードワイヤレス機能を備えた「EneBRICK」。近日中にCerevo DASHにてクラウドファンディングを開始予定です。クラウドファンディング開始に先立ち、色々とご意見を頂ければと思います。