iConvexを体験したいメディア・ブロガー募集! この世に1台の試作機をお好きな場所までお持ちしますキャンペーン

Cerevo DASH第1弾プロジェクトとして絶賛展開中の巻き尺つきiPhoneケース「iConvex」。iPhoneケースから巻き尺を引っ張り出し、画面をタップするだけで計測した長さを記録できるという電子巻き尺機能に加え、iPhoneで撮影した写真に長さを追加することもできるという、今までにないコンセプトのガジェットです。

iConvex

おかげさまで「欲しい!」「こういうシーンで使ってみたい!」など数多くのご意見をいただいておりますが、その中でも多いのが「実際に手にとって使ってみたい」というご要望。iConvexの動作はYouTubeに掲載した動画でもご確認いただけるのですが、実際に触ってみたいとどんなものかわからない! というのはガジェット好きにとって当然の気持ちでありましょう。

こちらとしても興味を持っていただいた方にはぜひぜひご体験いただきたいものの、なにぶん試作機は開発中の1台のみしか存在しないため、モニター向けに貸し出すということが現状はままなりません。とはいえなんとかiConvexをご体験いただきたい、と考えた結果、「希望者の方に直接端末をお持ちして、一定時間触っていただける」機会をご用意させていただくことにいたしました。

この世に1台の試作機をお好きな場所までお持ちしますキャンペーン
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHVuQ1JLRnlIMXVDdzdyNEFhSmRMcXc6MQ

場所や時間の都合上、すべての方にご体験いただけるわけではありませんが、出社前のちょっとした時間帯、会社のお昼休み、はたまた仕事終わりの飲み会の場所など、ご希望の場所までiConvexをお持ちし、お好きなだけiConvexをご体験いただけます。基本的にはブログをお持ちであり、iConvexを記事などでご紹介いただける方が対象になりますが、興味ある方はぜひ下記フォームからご応募ください。

iConvexのセンサー部分はこうやって作った

iConvexの巻き尺部は、巻き尺に光を通すところと通さない所を設けてフォトインタラプタ・センサによって検出を行なっています。ただ、既存のフォトインタラプタユニットだと大きさ的に収まるいいものがなかったので、赤外線発光ユニットを自作して厚さたった5ミリのiPhoneケース内に何とか収めようと頑張ってみました。

その試作第一号機がこちら。緑の基盤にセンサーをつけて、裏側の基板に搭載したLEDを光らせます。穴の開いたテープのようなものが緑基板と肌色基板の間を通ると、穴幾つ分が通過したか?というのがわかる仕組みというわけです。

仕組みは簡単。電子工作をかじったことがある人からすれば、そりゃぁ確かにできるよね、という話。これをiPhoneジャケットに入れちゃおうじゃないかと考えついて、実際にiPhoneジャケットに入れて、ちゃんと動くようにチューニングして、アプリまできちんと作る、というところまでやることが「お客様のためにプロダクトを作る」ということなんだと思って日々開発しています。

で、最後はこんな極小サイズの基板になりましたよ、と。

実際この極小基板が組み込まれるのはiConvexのこの部分。本当にちょっとしたエリアしかないのです。

iConvex新規設計でアルミニウム外装を作りはじめました

岩佐です。
iConvexですが、アルミニウムで最終的に作りますよとしていましたが、やっぱりアルミで作った実物を見てみるまではなんとも言えないよね、というコメントも多くいただきましたので、急ピッチでアルミニウム版試作機を作っています。

初回の試作機では背面パーツに割りがあったのですが、デザインをより洗練しようと背面に割りなしの構造としてみました。こちらの新設計アルミニウム外装が日本に届くのは来週の予定。到着したらまたレポートいたしますね。

Cerevo DASHのiConvexプロジェクトにはどこかで実機の展示をやりたいなぁと思っているので、場所が決まったらまた告知いたしますね。

Cerevo DASHメディア掲載履歴まとめ

Cerevo DASHのリリースからこれまでに、Cerevo DASHに関するニュース記事を掲載いただいたメディアをご紹介いたします。弊社社長岩佐のインタビューやCerevo DASHの狙いなどもご紹介いただいておりますので、興味ある方はぜひご覧くださいませ。

■INTERNET Watch
「日本の物作りを立ち上げる」Cerevoがガジェット特化クラウドファンディング
Cerevoが目標とする物作りの立ち上げやCerevo DASHのコンセプト、第1弾プロジェクト「iConvex」までトータルにご紹介いただいています。

■ITmedia
新ガジェット製品化を“パトロン”募って支援 「Cerevo Dash」
パトロンを募って“夢のガジェット”を製品化しよう クラウドファンド「Cerevo DASH」
ITmediaはガジェットとニュースの2媒体で掲載いただきました。

■CNET Japan
Cerevoがガジェットのアイデアを商品化するプロジェクト開始
クラウドファンティングの動向も踏まえてCerevo DASHをご紹介いただきました。

■Engadget Japanese
Cerevo、ガジェット専門クラウドファンディングサービス「Cerevo Dash」をCampfireと協業で開始
測った長さを写真に記録できる、巻尺つき iPhone ケース「iConvex」
Engadget JapaneseではCerevo DASH、iConvexそれぞれ力の入ったレポートを掲載いただいております。

■TechWave
“夢のガジェット” 専用クラウンドファンディング、CerevoがCAMPFIREと協業 【増田(@maskin)真樹】
クラウドファンディングとガジェット開発の相性の良さを含めてCerevo DASHをご紹介いただきました。

■AppBank
ネタなの?ガチなの?巻き尺つきiPhoneケース「iConvex」!!支援者募集中。
ネタだけどガチです!

■meet i
Cerevo、写真に”長さ”が表示される巻き尺内蔵のiPhone用ケース『iConvex』を発表!
iConvexを中心に、支援メニューなど細かくご紹介いただきました

■デジモノステーション
3月24日発売の2012年5月号でご紹介いただきました。

このほか先日ご紹介した「小寺信良の業界探検倶楽部」では、弊社代表岩佐へのインタビューが公開されております。まだご覧になっていない方はぜひこちらもご覧くださいませ。

弊社代表の岩佐がCerevo DASHについて語るインタビュー動画が公開されました | Cerevo Dash Blog

写真に長さが記録できるiPhoneケース「iConvex」試作機ができるまで

Cerevo DASHの記念すべき第1弾となったプロジェクトが「iConvex」。iPhoneケースに巻き尺を内蔵し、ただ長さを測るだけでなくアプリと連動して計測結果を写真に残せるという、今までになかったiPhone周辺機器です。

iConvex :写真に「長さ」が入れられる!巻き尺つきiPhoneケース – Cerevo DASH
http://dash.cerevo.com/projects/1/

Cerevo DASHのサービスインと同時にスタートするプロジェクトということもあり、試作機もかなりこだわって作りこみましたが、実は一番最初の試作機は今の形とはかけ離れたシンプルな作りでした。

最初の試作機

内部の基盤やコネクタ部分はすべて秋葉原のショップで購入。巻き尺部分もホームセンターで購入した巻き尺をケースに入るサイズにカットしつつ、センサーで長さを認識させるために細かくマジックで黒く塗りつぶしています。光センサーを黒い部分でさえぎることでセンサーが発動、その回数で長さを測るという、仕組み自体は非常にシンプルなものになっています。

1つ1つマジックで塗りつぶしていった努力の結晶

ここまでの試作機を作るのにかかった費用はたったの5000~6000円。ちょっとしたアイディアがあれば、秋葉原でパーツを買ってきてささっとこういうガジェットが作れるという大変いい時代になりました。

ハードウェアとして最低限動作する試作機ができあがったので、次にiPhoneを装着してアプリの開発と動作確認を実施。見た目は今の試作機に遠く及びませんが、巻き尺の長さをアプリで記録、という一連の流れはこの時点ですでに実現できました。

巻き尺とケース、アプリの連携がうまくいったので、次は実際の製品用にデザインしたケースを使った試作機へとバージョンアップ。具体的には3Dプリンタを使ってケースを出力します。

3Dプリンター Objet30 Objet24 | OBJET 日本代理店アルテック株式会社
http://www.3d-printer.jp/objet30.html

3Dプリンタといっても絵が飛び出て見える印刷ではなく、立体の物を造形できる仕組み。3Dプリンタ自体はとても高価な機械ですが、3Dプリントを代行してくれる業者さんにお願いすると、図面を送るだけでパーツを出力して送ってくれます。今回は上記リンクにある「Objet24」という3Dプリンタで出力しました。

3Dプリンタで出力したケース

ていねいに削っていきます

3Dプリンタで出力されたケースは樹脂で包まれているので、針金などを使って樹脂を削り、ケース本体のみに仕上げます。

紙やすりでていねいに形を整えて

樹脂を削ってケースの形にしたら、今度は耐水ペーパーの紙やすりを使って形を整え、下地用の塗料を吹き付けて試作機の完成!

製品版はアルミの削り出しとなるため、もっと外観はMacBook Airに近いイメージになりますが、形状などはほぼ本体と同等の試作機が完成しました。ちなみにここまでのお値段は3Dプリンタでの出力費用込みで2~3万円程度と、ちょっとしたガジェットを買うくらいのお値段で実現できてしまいます。

ラウンドフォルムが手によくなじむ

実際に手に持ったところ。巻き尺を内蔵するので本体は厚みが出てしまうのですが、背面がラウンドフォルムになっていることで手にしっかりなじむ持ちやすさ。Cerevo社内でも「持ちやすい!」と自画自賛ながら大人気でした。

いつでもどこでも好きなところで長さを測り、それを写真に記録できる今までになかったガジェットのiConvex。新居の間取りや家具の購入といった用途はもちろん、お子さまの成長を記録する、釣った魚の大きさを測る、超大盛りラーメンの迫力を数値で伝える、絶対領域の長さを測るなどアイディア次第で使い方はいろいろ。興味をお持ちいただいた方はぜひCerevo DASHのプロジェクトページからご支援をお願いします。

iConvex :写真に「長さ」が入れられる!巻き尺つきiPhoneケース – Cerevo DASH 

※決済は提携先のCampfireを利用します。また、支援の際にはPayPalのアカウントが必要になります。